オックスフォード・イムノテック

測定に関する注意

操作上の注意

1. 測定試料の性質、採取法

  • 血液の不適切な採取方法、得られた検体の不適切な取り扱いにより、偽陽性、偽陰性の結果をもたらすことがあります。
  • 採血後8時間以内に検査を行えない場合、T-Cell Xtend® 試薬を検体処理直前に添加することによって、採血後、最長32時間経過した血液でも検査を行えます。
    ※ T-Cell Xtend® 試薬の添加は検査機関で行います。このため、医療機関での処理は不要です。
  • 採取した血液は室温保存(18~25℃)して下さい。冷蔵保存、凍結保存はしないで下さい。

2.妨害物質、妨害薬剤

抗結核化学療法薬を1か月を超えて投与されている方での有効性は確認されていません。

判定上の注意

  • 結果が「判定保留」となった場合、「陽性」または「陰性」の判定結果自体は有効ですが、数値が8以上または4以下となった場合と比較して、信頼性がやや低下する可能性があります。そのため、「判定保留」の場合には再検査を行うことが推奨されます。
  • 「判定保留」による再検査の結果が再度「判定保留」となった場合は、他の診断方法を用いるか、臨床的・医学的症状や患者背景を考慮の上、医師による総合的な判断のもとで、結核菌感染の診断を行うようにして下さい。
  • Tスポット®.TB では、結核菌特異抗原としてESAT-6およびCFP10の2種を使用しているため、BCGワクチンや結核菌以外のほとんどの抗酸菌とは交差性を示しません。しかしながら、M.kansasii、M.szulgai、M.marinum、M.gordonae U 感染では陽性結果を示すことが分かっています。これらの感染が疑われる場合には、他の診断方法を考慮して下さい。
  • Tスポット®.TB の陽性結果のみで結核菌感染を確定することはできません。臨床症状ならびに他の検査結果から総合的に判断して下さい。
  • Tスポット®.TB の陰性結果は、M.tuberculosis の感染を否定するものではありません。結核患者との接触が否定できないなどの疑いがある場合は、6週間以内に再検査を行うか、臨床症状ならびに他の検査結果から総合的に判断して下さい。